「ネットで買ったスニーカーが届いたけど、足先が締め付けられる…もしかして小さいサイズを選んじゃった?」
「店でさらっと試着したけど、家でゆっくり履いてみたら幅がきつい。もうちょっと大きい方が良かったかも。」
こんなふうに、新しく買ったスニーカーにちょっと後悔すること、ありますよね。
実は少々きつく感じることも、履き続けているうちに足に馴染んでくるものです。
でも、できれば早く快適に履きたいですよね。そんな時は、シューストレッチャーなどの道具で調整するのがおすすめです。
最初から「無理!」と感じたり、親指に痛みがある場合は、無理せず返品するのが賢明です。
返品できない場合は、中古で売るという選択肢もあります。
今回は、スニーカーが足にフィットするまでの期間や、窮屈な靴を快適にする方法、スニーカー選びのコツについてお話しします。
新品スニーカーがきつい!フィットするまでの期間と対応策は?
新しく購入したスニーカーが思ったより狭く、きつく感じてガッカリした経験はありませんか?
新しいスニーカーは最初は少し狭く感じるものですが、履いているうちに自然と足の形に馴染み、履き心地が良くなることが多いんです。
それでは、スニーカーが足に馴染むまでどれくらいかかるのでしょう?
・毎日履く場合…数日から1週間
・週に数回履く場合…約2週間から1ヶ月
スニーカーの素材や一日の履く時間によっても変わりますが、これらは一般的な目安です。
例えば、キャンバス素材のスニーカーは比較的早く柔らかくなりますが、レザーや合成皮革のものは少し時間がかかる傾向があります。
サイズが合わない時は、無理せず交換や返品を
朝試着した時はちょうどよかったサイズも、夕方には締め付けられるように感じることがあります。
足を傷めることなく快適に履きたいなら、サイズが合わない時は返品や交換を検討しましょう。
中敷きでサイズ調整
中敷きを取り除くことで、少しの間隔を作り足に余裕を持たせることが可能です。
これは足の高さだけでなく、幅にも影響を与えるので、総合的なフィット感の改善につながります。
自宅でできるスニーカーの広げ方
スニーカーが足に馴染むまでの間に感じる痛みや靴擦れは避けたいものです。
そこで、自宅で手軽にできるスニーカーを広げる方法をいくつかご紹介します。
新聞紙でスペースを作る
新聞紙をぎゅっと詰め込むことで、スニーカーを少し広げることができます。
さらに効果を高めるためには、新聞紙を詰めた状態でヘアドライヤーで温めると良いでしょう。
長時間そのままにしておくと、より効果的です。
冷凍してサイズを調整
手元に新聞紙がない時は、水を使ってスニーカーを広げる方法があります。
- 水をジップロックに入れてしっかりと封をします。
- その袋をスニーカーの中に入れます。
- スニーカーを冷凍庫に入れます(既に履いた靴なら、一度袋に入れてから)。
- 水が凍るまで待ちます。
- 凍ったら取り出し、自然解凍するまで置いておきます。
ヘアドライヤーで広げる方法
- 厚手のソックスを2枚重ねて履き、その上からスニーカーを履きます。これで足が大きくなり、スニーカーを広げやすくなります(1枚でもOK)。
- スニーカー全体に約30秒間ドライヤーの熱風を当てます(靴を痛めないよう注意)。
- 熱風を当てながら、足を動かしてスニーカーを広げます。
シューストレッチャーで広げる
シューストレッチャーは靴の内部を広げてサイズを調整する便利な道具です。
これは靴専門店やスポーツ店で簡単に手に入ります。
履いていない時にスニーカーの中にこれを入れておくと、徐々にサイズが広がります。
実際にサイズが変わるまでには、通常3日から数日かかります。
実際に外出するときはスニーカーを履き、帰宅後にシューストレッチャーを再び挿入すると効果的です。
これらの方法は、少し狭く感じるスニーカーに適しています。
しかし、履いた瞬間から痛みや違和感がある場合は、サイズが合っていない可能性があるため、適切なサイズへの交換をお勧めします。
足先がきつくかかとがゆるい場合の対処法
足の先は狭いのに、かかとがぶかぶかしているという状態には困りますよね。
スニーカーの場合は、ひもをきちんと結べば問題ありませんが、ハイヒールなどでは中敷きで足の位置を微調整することが重要です。
さらに、かかとのずれを防ぐ専用のパッドも市販されていますよ。
靴のプロに相談してみる
近所に靴修理の専門店があれば、一度相談してみるのも良いでしょう。
店舗や靴の状態によって異なりますが、多くの場合2000円ほどで対応してくれることが多いです。
スニーカー選びのコツとアドバイス
新しくスニーカーを買ったのに、予想外に狭かったり足が痛くなったりするとがっかりしますよね。
ここでは快適なスニーカー選びのコツをご紹介します。
狭すぎは避け、余裕を持って選ぶ
スニーカーを選ぶ際は、「自分の実際の足のサイズよりも0.5㎝~1㎝大きめを選ぶ」のがポイントです。
スニーカーは通常、革靴と比べてつま先のスペースが少なめに作られており、内部が狭くなりがちです。
また、底部にクッションが入っていることも多く、余計に狭さを感じる原因になります。
同じサイズを選んでも実際には小さく感じることが多いため、少し大きめのサイズを選ぶことで、足への負担を減らし、より快適に履くことができますよ。
夕方以降の試着がおすすめ
一日のうちで足のサイズは変わることがあります。
特に、夕方から夜にかけては足がむくんで大きくなりがちです。
そのため、靴を選ぶ際は夕方以降の試着が最適です。
もちろん、むくみを考慮していれば午前中の試着でも問題ありません。
靴下の厚みを考慮する
靴下の厚さが靴のフィット感に影響を与えます。
試着時は、普段履いている靴下の厚みを考慮してください。
特に、一年を通じて同じ靴を履く場合は、夏は薄手、冬は厚手の靴下に対応するサイズを選ぶことが大切です。
きつい靴を伸ばす方法スニーカー編まとめ
新品のスニーカーは毎日履けば2日から1週間程度で足に馴染みますが、週に数回だともう少し時間がかかることがあります。
早く馴染ませたいなら毎日履くことをおすすめします。
さらに早くサイズを調整したい場合は、ヘアドライヤーやシューストレッチャーを使ってみるのも一つの方法です。
ただし、履いてすぐに「これは無理」と感じたら、新品のうちに交換することをお勧めします。
一般的にスニーカーは革靴よりも小さめに作られているため、0.5~1㎝大きめを選ぶと最初から快適にフィットすることが多いです。
足への影響を考慮し、少し大きめのスニーカーを選ぶことが重要です。
もしすでに履いてしまい交換や返品が難しい場合は、無理に履き続けずに買取を検討しましょう。