お弁当を冷ます時間ない時の対処法をご紹介します!
忙しい朝の時間帯、お弁当を素早く冷やす必要がある時、どのように対処すればよいでしょうか。
お弁当を速く冷やすのに効果的な方法として、保冷剤を使い、扇風機で風を当てる方法があります。
朝は寝坊や急なお弁当の必要性に追われることも。お弁当を冷却しないで蓋をすると、暖かい状態で菌が増える可能性があります。
特に子供が保育園や幼稚園に持って行くお弁当の場合、安全な冷却方法について知っておくと良いでしょう。
また、夏と冬のお弁当の冷却時間に違いがあるかや、傷みにくいおかずについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お弁当を冷ます時間ない時の対処法!お弁当を速く冷やす方法
お弁当が出来上がった後、すぐに蓋をするのは避けましょう。
適切に冷まさないと、菌が繁殖しやすい環境になります。
急いで冷やしたい時は、保冷剤と扇風機を同時に使うのが効果的です。
この方法を使えば、急いで冷やしてすぐに出かけられます。
朝の忙しい時間でも、以下の方法でお弁当を早く冷ますことができますよ!
- 保冷剤を置き、その上にお弁当を置く。
- 扇風機やエアコンの風をお弁当に当て、中央部分が冷えるまで待つ。
- 約15分でお弁当が冷め、持ち運びが可能になります。
扇風機やエアコンが使えない季節では、携帯用の小型扇風機を使用するのも一つの方法です。
また、扇風機がない場合は、うちわを使って素早く冷ます方法もあります。
冷却中のお弁当のフタの扱い方
冷却中は、フタを斜めにして風が通りやすくしましょう。
扇風機で冷却する場合、フタをしてしまうと冷めにくくなります。
最終的に、フタに付いた水滴を拭き取ってから閉めることが重要です。
これは菌の繁殖を防ぐためです。
また、ラップを使う方法もありますが、湿ったキッチンペーパーを使用すると、蒸気を吸収しながら冷ますことができます。
乾燥やホコリが気になる場合は、保冷剤を上にも置くことで、風を使わずに冷ますことができます。
お弁当作りの順序とその重要性
忙しい朝、お弁当の準備を効率よく行うためには、調理の順序に気を付けると、冷却時間を節約できます。
以下に、お弁当を迅速に冷ますための調理順序をご紹介します。
- まず、お弁当箱にご飯を入れます。
- 次に、おかずを準備します。
おかずの準備を始める前にご飯を用意しておくことで、おかずを作っている間にご飯が冷めていきます。
完成したおかずは、直接お弁当箱に入れずに、一旦別の皿や金属トレーで冷まし、その後お弁当箱に詰めるのがコツです。
私もお弁当を作る時は、最初におにぎりを作り、それからおかずを準備します。
市販のおにぎりの素を使いながら、おかずを作る間におにぎりが冷めるので、特に小さな子供のお弁当に役立ちます。
冷蔵庫で冷却する方法の利点と欠点
急いでいる時に冷蔵庫を使ってお弁当をすばやく冷却しようと思うことはありますが、温かいものを冷蔵庫に入れると内部温度が上がり、期待通りに冷えないことがあります。
加えて、冷蔵庫内の他の食品を損なうリスクもあるので、この方法はお勧めしません。
お弁当を冷ます時間冬の場合
冬のお弁当を冷ます際は、「粗熱が取れる程度」までが良い目安です。
手をかざすとほんのり温かく感じるくらいが適切です。
冬場は夏に比べ気温は低いものの、移動中や室内で暖房を使うことが多いため、冷却には注意が必要です。
我が家では、保育園のバス内も暖かいので、お弁当の粗熱を取った後は玄関など涼しい場所でしっかり冷ますようにしています。
夏に比べ食中毒のリスクは下がる冬でも、お弁当作りにおいて以下の点に注意することが大切です。
- 手洗いを念入りに行う
- 食材に直接触れない
- 加熱した食材を詰める
手を洗っても、手には様々な菌が残ることがあります。
私がお弁当を作る際は、手を使わずに菜箸で盛り付けるようにしています。
また、お弁当に入れる食材は、中までしっかり加熱することが大事です。
前日に作ったおかずを使用する場合でも、再加熱が必要です。
冷蔵庫で保存されていても菌が完全に無くなるわけではないので、再加熱はしっかりと行うことが重要です。
作り置きのおかずも、お弁当に入れる前には再加熱して十分に冷ますことが安全で美味しいお弁当を保つために必要なステップです。
お弁当を冷ます時間夏の場合の注意点
夏場は気温が30度を超える猛暑日が多く、お弁当が長時間温かい状態で保たれることが多いため、菌が繁殖しやすい環境になります。
このため、夏のお弁当は「手をかざして冷たく感じる」くらいまでしっかりと冷却することが重要です。
多くの学校や幼稚園では冷蔵庫の使用が難しいため、家庭で保冷剤を使用することが一般的ですが、猛暑日には保冷剤だけではお弁当が傷んでしまう可能性があります。
ここでは、特に夏におけるお弁当の注意点をご紹介します。
夏のお弁当で避けたい点
夏のお弁当を準備する際には、次のような点に気をつけましょう:手をしっかり洗う、食材に直接触れない、食材を十分加熱する。
夏場は気温が高くなるため、食品が傷みやすくなります。
そのため、お弁当の内容には特に注意が必要で、水分が多い食品は菌が繁殖しやすくなるため、避けることが大切です。
特に夏に注意すべきお弁当の内容を以下に挙げます。
- 素手や使用した箸でのおかず詰め
- 素手で握ったおにぎり
- 加熱必須のおかずとその取り扱い
- チャーハン
- 夏のお弁当で注意したい生野菜の取り扱い
素手や使用した箸でのおかず詰め
素手や使用済みの箸でおかずを詰めると、食品への菌の移り変わりが心配されます。
清潔な箸を使うことが望ましいです。
キャラクター弁当など、頻繁に触れる場合は、衛生的に使い捨て手袋を使用することを検討しましょう。
素手で握ったおにぎり
素手でおにぎりを握ると手の菌が移るため、粗熱が取れたら素手ではなくラップや使い捨て手袋を使って握りましょう。
加熱必須のおかずとその取り扱い
ハムやちくわなどの加工食品は、お弁当に入れる前に一度加熱することをお勧めします。
10度以下で保存されている場合でも、お弁当が常温になると、これらの食品の温度が上がりやすくなります。
加熱したら、しっかりと冷ます時間を取ることが重要です。
また、前日に作ったおかずをお弁当に入れる際にも、再加熱は欠かせません。
冷蔵庫で保管していたおかずでも、時間が経つと菌が増える可能性があるため、再加熱後にしっかり冷ましてからお弁当に詰めましょう。
過去に、前日の親子丼をお弁当にしていた経験がありますが、食品安全の観点から今では考え直すべきだったと反省しています。
食べる直前に電子レンジで温めたとしても、安全性は保証されません。
チャーハン
チャーハンには多くの野菜が含まれることが多く、水分量が多いため、夏のお弁当には不向きです。
夏のお弁当で注意したい生野菜の取り扱い
夏場、お弁当に生野菜を入れる際は注意が必要です。
生野菜は水分を多く含んでおり、時間が経つにつれて水分が出てきてしまいます。
例えば、レタスを使う代わりに使い捨てのカップを使用したり、プチトマトを入れる時はヘタを取り、水気をしっかり拭き取ることが大切です。
ポテトサラダも、生野菜を含むことが多いため、夏場は特に避けた方が良いでしょう。
これらの食品は水分が出やすく、お弁当が傷む原因になります。
食中毒を防ぐためのお弁当作りのコツ
安全で美味しいお弁当を作るためには、以下のような方法が有効です。
- 自然解凍で食べられる市販の冷凍食品を利用する。
- 味付けを少し濃くする。
- 乾物を活用する。
市販の冷凍食品は衛生管理された環境で製造されているので、安心して使うことができます。
また、塩分や砂糖を多めにすることで菌の繁殖を抑える効果があります。
梅干しやゆかり、ワサビなどの抗菌効果がある食材は夏バテ対策にも役立ちます。
乾物を使うと、おかずから出る水分を吸収してくれるため、海苔やゴマをお弁当に加えるのも良いでしょう。
お弁当を冷ます時間ない時の対処法まとめ
以上、お弁当を冷ます時間がない時の対処法やコツなどをお話ししました。
- お弁当を素早く冷ますには、保冷剤と扇風機の併用が有効です。
- お弁当を暖かいまま封じると菌が繁殖しやすいので、しっかり冷ましてから持ち運びましょう。
- 風を当てる時は、フタを少し開けて風の流れを良くし、水滴があれば拭き取ってから蓋を閉めます。
- 冷蔵庫に温かい物を入れると庫内の温度が上がり、他の食品に影響を与える恐れがあるため、避けるべきです。
- 冬のお弁当は、手をかざして感じるほんのりとした温かさが目安です。
- お弁当作りでは、手洗いを念入りにし、直接食材に触れず、十分に加熱することで菌の混入を防ぎます。
- 作り置きのおかずは、お弁当に入れる前に再加熱してから冷ましてください。
- 夏のお弁当は、手をかざして冷たさを感じる程度まで冷ますことが大切です。
- 夏に特に注意が必要なお弁当の内容は、素手で握ったおにぎり、チャーハン、生野菜、加熱していないおかずなどです。
- 食中毒予防には、市販の冷凍食品を利用し、味を少し濃くする、乾物を使用するのが効果的です。
お弁当が温かい状態だと菌が繁殖しやすいので、保冷剤と扇風機で迅速に冷ますことが重要です。
特に子供のお弁当は注意が必要で、夏場は味付けに工夫を加え、おいしく安全なお弁当を作ってあげてくださいね!